目的別に利用できるローンは、教育、住宅、自動車、旅行などと用途が決まっています。用途以外に使用することはできませんが、用途を限定しているからこそ低金利での融資ができるのです。目的融資とも言われており、多目的融資と比べて金利が低く、総支払い額を減らすために役立ちます。用途不問で借入したい場合については、キャッシングなどの多目的融資を利用する必要がありますが、金利は高めに設定されるので注意しましょう。

キャッシングは教育資金として利用することもできますが、教育専用の融資よりも高金利になるので、用途が決まっている場合は目的融資を利用したほうがお得なのです。ただ、審査はやや厳しく設定されているので、目的融資の利用ができない場合においてはキャッシングなどで代用するのもいいでしょう。

いずれの融資の場合も、借入額が少ないほど審査に通過しやすいため、場合によっては希望額を減らしていく工夫も必要でしょう。例えば自動車購入のために借りる場合は、25%程度は頭金として用意するのが好ましいです。あとはボーナス返済を設定することで、毎月の支払額を減らしたり、短期完済によって利息を減らしたりできます。ボーナスを支給されている方は、無理をしない範囲でボーナス払いを組み込んでいきましょう。